「私たちとRITさんとのお付き合いは1年以上になります。実際にRITさんにもhanaseruを利用していただきながら、事業企画・立ち上げの時点からシステム企画・設計に関わっていただき、プロダクトに対して一緒に向き合っていただきました。開発時にはユーザーのイメージをしながら具体的なご意見、ご提案をいただける点、運用時にはスピーディーにプロダクト進化に対応いただいている点、特にこの2点について日々感謝しています。」

そう語るのは、パーソルイノベーション株式会社 hanaseruサービス担当 佐藤淳一氏だ。

パーソルイノベーション株式会社が行っている新規事業開発プログラム『Drit（ドリット）』から誕生した、データを活用しチームや部下の抱える問題を解決する、チームマネジメント変革サービス『hanaseru（ハナセル）』。はたらき方が多様化するなかで、マネージャーの感覚や経験値で判断・処理されるようなマネジメントから脱却し、データの活用と併せて専任のESC（Employee Success Consultants）による1on1を実施、第三者の客観的な目線からチームの課題を洗い出し問題解決を図りチームを活性化させるという、チームマネジメントをサポートするサービスである。

「RITさんには、hanaseruサービス開発の初期段階から共に開発を進めてきました。β版としてサービスがリリースされた際、システム運用保守のご相談もさせていただきましたが、開発時点から関わっていただいていたこともあり、非常にスムーズに運用フェーズへ移ることができました。開発から運用までご対応いただけるとことは非常に心強いです。RITさんには現段階で主にサービス画面周りの運用に関してご協力いただいており、サービスやプロダクトの変化に合わせてその都度対応していただいております。」

また佐藤氏は、RITが掲げている『チャレンジ』や『新規事業』というマインドやビジョンについて、同じく新規事業に取り組んでいるhanaseruのユニットメンバーにも通ずるものがあり、同じマインド、同じビジョンを持つ同志であり、一緒に仕事をしていく上でやりやすさを感じていると語る。

スピード感と高い技術力、対応力に定評あるRITのエンジニア達

運用保守をしていくなかで、両社間のコミュニケーションはTeamsを中心とした完全なオンラインベースで推進している。加えて週1回の定例ミーティングを設定し、サービス改善に取り組んでいる。そのような環境下で、RITからの“このようにしたほうが良いのではないか？”という提案に対し、一緒に考えてベストな案を選択でき、良い方向での改修がスピーディーにできていると佐藤氏は語る。

「冒頭で挙げましたスピード感という部分でお話しますと、私共から何か依頼やご相談させていただく際、Teamsへ瞬時に応答があり、協力していただけるところがすごくありがたいなと思っています。開発の部分でも、例えばこんなカタチで少しだけ仕様を変えたいと相談すると、スピーディーに提案もいただける。そのスピード感ある仕事ぶりにとても価値を感じています。やることだけを決めるのではなく、アイデアベースから相談に乗っていただける開発会社という点は非常に柔軟でありがたいと思っています。」

また、RITの高い技術力によるフォローにもメリットと安心感を感じ、高い評価を付けてくださった佐藤氏は、「サービス提供にあたり、正直あまり工数をかけずにいろいろと改善をしていきたいという部分があります。どうやったらこの課題をより低コストで解決できるか、システムの仕組み上、こうしたほうがより効率的にできるといった、RITのエンジニアさんが持っている高い技術力を活かしたアプローチをいただけるので、我々にとっても一緒にやっていける安心感というものがありますね。」と語る。

パーソルイノベーション株式会社 hanaseruサービス担当 佐藤淳一氏

運用へ移行後も積極的な提案でhanaseruの改善・事業拡大をサポート

RITの知見と技術的な要素を含めた提案は、hanaseruの事業推進チームが実現したいことについて、しっかりとフィットしているという。こういった相談ベースでの開発推進となると、開発コストがかかるイメージもあるが、そう思わせないパフォーマンスを発揮できているのではないかと感じているという佐藤氏。

「RITさんに限らず開発会社によってさまざまなスタイルがあると思いますが、特に運用保守のフェーズになるとコスト面はどうしてもシビアになります。双方にとって決められた範囲ないでしか身動きができないという事情もあると思います。こちらとしては、“これ以上の対応は保守範囲外です” というコミュニケーションが一番つらく、特に新規事業の場合はそういったことを乗り越えていかないといけない。実際私たちも機能改善などを泣く泣くあきらめざるを得ないことも多くありますが、そういった中でもRITさんは “まずはお話しを聞かせてください” と言ってくださり、聞いてくださるだけでなく、積極的にアイデアの提案を出してくださっていると感じています。」

実際に運用していく中で、“規模が大きくなった時でも顧客にとって使いやすいサービスを提供していきたい”と佐藤氏。これからの展望について次のように語る。

「利用されているお客様から見たときに少し使いづらい、見た目が分かりにくい部分に関しては随時改善をしていきたいと考えているので、今後もそういった細かな部分をRITさんと一緒に作り上げていければ、我々としてもこれから事業を拡大していく中で、よりお客様によいサービス提供ができるかなと考えております。」

開発導入フェーズから運用フェーズへ移行し、事業拡大に成功しているhanaseru。パーソルイノベーション株式会社とRITが一緒になって、このhanaseruというプロダクトをどのようにしてより良いものへブラッシュアップしていけるか、スピードと提案力・技術力を武器に、引き続きhanaseruを支援していきたい。

※撮影時のみマスクを外しております。

プロジェクト概要